楽譜がスラスラ読みこなせるようになる方法
2016/10/21 Fri 01:54
ラクに上達できます。

その方法について、だいぶ前に7深谷直仁先生の先生のセミナーに
行って教わり目からウロコ。ごく当たり前なのに見落としていること。
その方法を聞いて、即実践の私は生徒さんや保護者の方にお伝えして
いますが、なかなか実践できない、っていうのが現状。
ホントにもったいないですよ!っていくら言っても、なかなか通じないんですが、
絶対やったほうがいいです。
やっている子は、圧倒的に伸びていて、その差は歴然!です。
才能なんてぜんぜん関係なくって、地道にやってる子だけが伸びてます。
その方法は、「国語の成績が上がる方法」と同じ、です。
つまり、学校の教科書を勉強するだけではなくて、読書量が多い子って
どんどん成績が上がる、っていうアレといっしょ☆
なので、音楽に関していえば、
「楽譜を読む量」がそれに匹敵します。
音符は全部同じ形で、線の上に乗っかっていたり、線の間に挟まっていたり
して、読みづらいモノだと思います。
でもね、慣れればどうってことありません。
みんな慣れていないのに「難しいことはやりたくない」って逃げるから
いつまでたっても読めないだけなのです。
読めることと弾けることはまた別のことですが、とにかく読めないことには
前に進まないので、いくらテキトーで弾けても、そこのとこはチェックします。
楽譜が読めて、仮に弾けたとしても次の課題は「リズム譜」というさらなる
難解な壁が待ちかまえています。
音符の定位置はすぐにでもマスターしておいて損はないはず。
導入の子どもには、ぴあのどりーむのピアノ教本とレパートリー集を
渡しています。
ワークブックと合わせると4000円超えになるので、けっこうお高めですけど、
「読書量を増やす」という点で考えると、似たようなレベルの曲をたくさん弾く
ことは大切。
「各ご家庭で、ふだんから楽譜をたくさん買うようにしてくださいね。」
と言っても、たぶんそれは実際には現実的ではないので、買って頂いてます。
あとは、音符カードっていうスラッシュカードもおススメしていて、確実にモノに
なるまで続けてくださいね、って言ってます。
これが定着している子は伸びが早いのですが、やはりこれもご家庭次第。
また、レッスンはじめに、さいきん「新曲視唱」(昔でいうところのソルフェージュ)を
取り入れて、短時間で読譜力を養う訓練を始めました。
自分が小学生のときにやっていた視唱に比べると、曲は
クラシックのオーケストラ曲を抜粋したり、なるべく美しいもの、
かわいい曲で構成しているつもり。
でも、毎週やってると曲数が足りていないので、力を入れて
いきたいのがホントのところ。