caf`eキャランキャトル

ピアノのコンクールで優秀、入賞の生徒さんを何人も出しておられる深谷直仁先生
公開講座。


「基礎力をつけるためピアノ指導法」という内容のお勉強をしてきました。

おおまかな内容は

1.基礎力をつけるには
2.生徒の力を見誤らないための指導
3.導入期から音楽的にひくためのテクニック指導
4.メカニックの指導

以上ですが、あまりにも内容が濃いため、長文になってしまうので、印象的だった部分に
ついて、書いていきたいと思います。


ピアノ読譜は、国語の語彙を増やす勉強ととてもよく似ています。


国語能力を高めたい、語彙を増やしたいと思ったときに教科書だけ読んでいれば
上達するでしょうか?


答えは、読書量の多いほうが圧倒的に上達が速くなります。


読譜も同じで、テキスト1冊を長い時間かけてやるよりも、少しカンタンな短い曲を
たくさん弾いてみるほうが読譜能力がグンと上がります。


たくさん、読譜をしていると、音を覚えているので、初見力が上がるのはもちろん、
聴音も上達するようになります。(聴音は音あてクイズではないのです)


また、ヤマハで必須項目になっている即興演奏も、たくさんの曲を弾いてると
フレーズがスっと出てくるようになるようです。



ということは。

テキストも、自分でもたくさん持っていないといけないし、生徒さんにもたくさん
持っていていただく必要が出てくる、ということです。


子供は私たちが思っている以上に、カンタンなことにをこなすのにもストレスを覚えます。


一気にいろんなことを詰め込もうとするのではなく、「待つ」ということが
できなければいけないのだ、ということを学びました。


また、基礎力のある生徒とない生徒ではテキストも進め方も全然違ってきます。


私は、早く進んで、色々な曲を弾けるようになってほしいな、そのほうが
本人も楽しいだろうし、保護者の方も目に見える進歩に喜んでいただける・・・


という思いが強かったのです。


でも、「保護者の方の目」を気にして、結局、マイペースを保てなくなって
いたような気もします。



当の「子供の気持ち」を考えると、もっとゆっくり進んだほうが良いのかも
しれません。


ゆっくり進んであげる方法は、すごく納得できるのですが、正直、痛い話です。



大手の教室でも進度が遅いために辞めた、というお話を最近、聞きましたし、
ていねいにレッスンをしていると、もう少し速く進んでほしい、との声が上がる
こともあります。




また、その生徒さんが課題のをひきこなしている、というのが前提になりますので、
練習してこなかった場合、音楽性まで追求することはできないから。




私を含め、忙しい大人たちはつい、はせっかちになりがちで「ゆっくり」というのは
非常に難しいですし、受け入れ難く思えるのですが、少し努力して待つことも
していきたいと思います。


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